机に向かうだけが「勉強」じゃない ~Astraがあえて「夏期講習」をやらない理由~
- Astra塾長 多田

- 7月20日
- 読了時間: 4分
更新日:7月21日
こんにちは。個別指導学院Astra塾長の多田です。
本日7/20は高校野球の茨城大会準々決勝が行われ、茨城高校、常盤高校、水戸商業高校と、Astraの近辺にある3校が熱戦を演じてくれました。特に、茨城高校vs水戸商業高校の直接対決は、私の母校だけあって応援に熱が入りました。惜しくも茨城高校、常盤高校は敗れてしまったものの、見応えのある素晴らしい試合だったと思います。ぜひ来年に向けて気持ちを切り替えて頑張っていってほしいものです。
(余談ですが、茨城高校を率いた岡部将也監督は、私の同級生だったりします)
さて、ここからが今回の本題です。
今日から夏休みというお子様が多いと思います。
学習塾における夏休みの風物詩といえば「夏期講習」ですが、AstraのHPをご覧になった方、あるいはチラシを受け取られた方は、きっと不思議に思われたことでしょう。
この時期の塾のHP・チラシには必ず書かれているはずの「夏期講習」の文字が全くないことに。
もちろん、現在が開業したばかりのプレ開校期間であり正式開校が夏休み明けの9月から、という事情もありますが、Astraは敢えて他塾がやるような大々的な「夏期講習」をやらず、平時と同様の授業を実施するという戦略をとっています。
それは何故なのか、説明していきたいと思います。
結論から申し上げますと、Astraとしては「机に向かうだけが勉強ではない」と考えているからです。
前職の塾でも経験していますが、夏期講習では朝から晩まで1日何コマもほぼ毎日塾に缶詰になって授業を受けます。
夏休みの子供たちは、学校から大量の宿題を課され、なおかつ部活の合宿や家族旅行、アウトドア、各種イベントなど、やることがたくさんあります。そんな中で毎日塾に通い詰めるというのは子供たちにとって大きな負担になってしまうことは想像に難くありませんし、我々講師の立場でもかなりの体力を消耗してしまうのが夏期講習というイベントです。
私たちは「勉強」というと、机に向かって座り、教科書や参考書を開き、問題を解く、という光景を頭に浮かべがちです。実際、その光景は「勉強」の一部であることに違いはありません。
しかし、「勉強」とはそれだけではないのです。
例えば、部活の合宿に向かうバスの道中で峠道をたくさん通るとします。峠道は往々にしてカーブの連続になるわけですが、その時に「どうして峠道ってカーブが多いんだろうね?」と考え、自分なりに仮説を立てていくことも立派な「勉強」です。
帰省や旅行の際には特急列車や新幹線、飛行機に乗る機会も少なくないと思いますが、その道中でも「どうしてブレーキがかかると体が前につんのめるんだろう?」「どうして上空だと耳がキーンってするんだろう?」などなど、普段の日常生活では経験できない数々の「なぜ?」に溢れています。実家のおじいちゃんやおばあちゃんの話を聞くことだって、当時の価値観や時代背景を生きた言葉で知ることができる貴重な「勉強」です。
旅行などといった大それたものでなくても、普段何気なく見ているネット記事やテレビのニュース、youtubeの動画に対してだって疑問に思うことはたくさんあるはずで、これらの疑問を普段時間がなくてやりにくいご両親と話し合ってみることだって、立派な「勉強」です。
夏休みという期間は、こうした非日常から得られる「学び」をたくさん経験することができるチャンスなわけで、「本質的な理解」「学習の自走化」を掲げるAstraは、そうした教室の外の「学び」もしっかり大切にしていきたいと考えています。
もちろん、これは「夏休みだから勉強をしなくてよい」という意味ではありません。
Astraでは夏休み中も通常授業はこれまで通り行っていきますし、必要なお子様には、一人ひとりの状況に合わせた夏休み中の授業や学習計画をご提案していきます。
私たちが行わないのは「夏期講習」という特別なイベントであって、学びそのものを止めることではありません。
夏休みが終わったとき、「たくさん勉強した夏」よりも「たくさん考え、たくさん経験した夏」だったと思えるような時間になれば、それはきっとお子様の将来の大きな財産になります。
Astraは、その財産を学校生活や受験勉強へ結び付ける伴走者でありたいと思っています。
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