高校・大学入試における『評定』の重要性 ~なぜAstraは「学習の自走化」を掲げているのか~
こんにちは。個別指導学院Astra塾長の多田です。
夏休み明けの定期テストお疲れ様でした。皆様は実力をしっかり発揮できましたでしょうか?
さて、2学期制となった水戸地区では、この後前期の通信簿が返ってくることになります。そこにどんな数字が書かれているか、気になっているお子様は少なくないはずです。
というわけで、今回は評定の重要性について改めて説明したいと思います。
1. 中学校の評定
中学校、特に公立の中学校において、評定というものは特に重要な役割を持っています。それは、高校入試で使用される「内申点」です。
内申点の算出方法は各都道府県によって様々に異なるわけですが、茨城県の場合は非常にシンプルです。

中1から中3までの3学期(2学期制なら後期)の評定をすべて足したものが、そのまま内申点になります。
茨城県の内申点の大きな特徴は、「中1の評定から加算される」という点です。
例えば、県によっては「中1の評定は反映しない一方で中3の評定を2倍にして加算する」という地域もあり、その制度の下では、多少中1までサボってしまったとしても中3になってから頑張って一発逆転を狙うこともできます。
しかし、中1から加算される茨城県の場合は、中1の段階からしっかりと学習を継続して高評定を維持していく重要性が他地域以上に高いことが分かります。
学校の評定には「学習への主体的な態度」などといった判断基準があいまいな要素もありますが、一番の決定要因は言うまでもなく「定期テストの成績」と「提出物の順守」です。
中学校になると小学校の時と比べると学習内容は一段と難しくなりますし、学年が上がる毎にこれまでの積み上げが新単元の理解に影響してきます。仮に内申点の制度が別物だったとしても、継続的に勉強していかないと評定を維持していくことができないことに変わりはありません。
では、この内申点が高校入試にどう影響するか、2026年現在の茨城県の県立高校の入試の仕組みに触れておきます。

県立高校の入試では、内申点と本番の学力検査の2つの観点で合否が決まります。
図をご覧頂くと、仮に学力検査の合計で定員以内に入れたとしても、内申点が定員の上位80%から漏れてしまうと自動合格(A群)にならない、ということが分かります。
では、A群から漏れたB群の受験生はどういう扱いになるかというと、学力検査の得点と内申点の重み付け合算の得点勝負となります。
水戸都市圏の大半の高校は「学力検査:内申点=8:2」の比率で重み付けするので、本番の学力検査の結果がより重視されます。とはいえ、内申点分も2割は反映されるわけで決して無視できるものではありません。特に当落線上のギリギリの勝負になった場合、
「本番の試験の結果は良かったのに内申があと1点足りなくて・・・」
なんて悲劇が起きかねないのです。
このように、高校入試を乗り切っていくには、「定期テストでよい成績を収める」「提出物は期限内にしっかり提出する」という日常の努力を継続的に行い、内申点をしっかりととっていくことが非常に重要になってくるのです。
高校受験のない中高一貫校の生徒さんの場合は、公立中の生徒さんとは異なり中学での評定が直接今後の進路に直結するわけではありませんが、高校に上がってから突然魔法のように評定が上がるということは起こらないので、高校での学習そしてその先の大学入試を見据えて、中学校の段階から継続的な学習習慣を身につけておくことが大切です。
2. 高校の評定
高校の評定は、「大学入試は入試本番の一発勝負で乗りきる」という一昔前の時代においては、中学校の評定ほど重視されてきませんでした。
しかし、近年では状況が変わりつつあります。こちらのグラフをご覧下さい。

青は、皆さんがイメージされる、いわゆる一発勝負の「一般入試」です。かつてはこれこそが大学入試の王道だったわけですが、年々一般入試を受験する生徒数は減少傾向にあるのです。
代わりにここ最近増えてきたのが、オレンジ色の「年内入試」というカテゴリーです。これは大きく「学校推薦入試」と「総合型入試」との2つに分けられます。
「学校推薦入試」は、高校内での応募者のうち学校の評定上位の生徒を選抜して、指定の大学に高校側が推薦するというタイプの入試であり、一方の「総合型入試」は、ペーパーテストを免除する代わりに、高校での評定と書類審査・小論文・面接などで合否判定するという仕組みの入試です。
重要なのは、両者ともに「高校における評定」が応募資格に大きく関わっているという点です。そして、この評定というのも、高校1年の1学期から高校3年の1学期までの全ての学期の評定の「平均値」であるという点がポイントになります。全ての学期の平均ということは、実は中学校の時以上に評定の維持の重要性が増しているということなのです。
一般入試一本で初めから割り切る生徒はともかく、少しでも大学の選択肢を広げたい生徒にとっては、年度を跨がずに進路を決められる年内入試が、魅力的な選択肢として人気が高まりつつあります。
このように、現在では高校においても、進路の選択肢の幅を広げるパラメータとして評定の重要度が高まっているのです。
(※評定の利用方法や対象となる学年・学期、出願要件は大学・学部・入試方式によって異なります。志望校の最新の募集要項をご確認ください。)
3. まとめ
以上のように、現在では中学校でも高校でも、継続した評定の維持が重要になってきていることがお分かり頂けたかと思います。
そして、継続した評定の維持に必要なのが、「勉強を継続的に続けていく意思」であり、
その原動力こそが、Astraの掲げる「学習の自走化」なのです。
「本質的な理解」を身に付けることによって成功体験を積み上げていくことが、さらなる高みへの興味に繋がり、自発的にもっと色々なことを知りたいな・もっと先の事を勉強したいな、という好奇心を生み出すのです。この好奇心が、継続的な学習意欲・学習習慣を作り出していくのです。
あと一歩評定が足りないな、学習習慣ができてないな、学習意欲があまりないな、
そうお悩みの中学生・高校生の皆さん、そして保護者の皆さん。
是非一度、Astraに相談してみませんか?
継続的な学習を生み出す「好奇心の醸成」を全力でサポート致します!


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