プレイヤーではなく「教育者」になりたい ~私がメーカーエンジニアから塾経営者に転身した理由~ 後編
- Astra塾長 多田

- 3 時間前
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こんにちは。個別指導学院Astra塾長の多田です。
こちらは、前回の前編の記事の続きの内容となりますので、前編の方を先にお読み頂いた上で、読み進めて頂ければと思います。
↓前編はこちら
2. 塾講師から塾経営者になった経緯
当初から幼少期~少年期を過ごした水戸の地で自らの塾を立ち上げることを念頭に入れていましたが、塾業界のノウハウが全くない状態では心もとないと感じ、自分が日産で勤めていた厚木市の近辺に所在する個別指導の学習塾で、まずは現場で指導経験を積み、塾運営を学ぶことにしました。
ここで延べ100人以上の生徒を指導し、集団授業の経験も積むことができ、子供たちと対話しながら学び合っていくこと、そして彼らのメキメキと成績が上がって喜ぶ顔を見ることに大いにやりがいを感じることができました。私のファンになってくれる生徒も出てきてくれましたし、その子は無事第1志望の学校に進んでくれて自分事のように嬉しかったです。改めて、「教育者」が自分にとっての天職だったのだと実感できました。
一方で、実際に学習塾の現場で働いたからこそ、塾を運営することの難しさも知ることになりました。
学習塾も一つの民間企業である以上、生徒に来てもらわなければ成り立ちません。そのため、チラシの配布やご家庭への案内など、生徒募集のための「営業」も大切な仕事の一つです。
実際に自分で塾を経営する立場となった今では、その必要性は以前よりもよく分かります。Astraでも、チラシ配りやHPでの情報発信、広告。そして今回のようなメディア出演など、まずは地域の皆様に知って頂くための活動を行っています。
しかしその一方で、私は現場で働く中で、「生徒を集めること」と同じか、それ以上に、「来てくれた生徒にどのような教育を提供するのか」に時間を使いたいという思いを強くするようになりました。
教材を研究すること。一人ひとりの理解度に応じて説明の仕方を考えること。「なぜそうなるのか」を自分自身が改めて掘り下げ、それをどうすれば分かりやすく伝えられるのか試行錯誤すること。そして、授業を振り返り、次はもっと良い指導ができないか考えること。
私にとって、これらこそが学習塾の仕事の中でも特に大切にしたいものでした。
もちろん、「営業」と「教育」はどちらか一方だけで成り立つものではありません。どれほど良い授業を用意しても、その存在を知ってもらえなければ生徒には届きません。一方で、生徒を集めること自体が目的になってしまえば、何のために塾の先生をやっているのかという話になってしまいます。
「営業はあくまで教育を届けるための手段であり、塾の中心にあるべきは、やはり教育そのものなのでは?」
そう考えるようになりました。
そして、既存の塾の仕組みの中で自分の理想を実現しようとするのではなく、教材研究や授業の質に自分自身が納得できるだけの時間を使い、一人ひとりの生徒ときちんと向き合える場所を、自分で一から作ってみたいという思いが改めて強くなっていきました。
それが、Astraの立ち上げを決意した動機です。
こうして、メーカーのエンジニアだった私は塾講師となり、そして今、自ら学習塾を経営する立場になりました。
3. まとめ
振り返ってみれば、一見すると全く異なる道を歩いてきたように見えるかもしれません。しかし、私自身の中ではずっと、「自分の仕事を通じて、誰かの役に立ちたい」という思いは変わっていなかったように思います。
日産では、自分が携わった車を通じてお客様を笑顔にしたいと思っていました。そして教育の世界では、目の前の生徒が「分かった!」と感じ、自分の力で前へ進んでいけるようになることに、何より大きな喜びを感じるようになりました。
Astraは、そんな私がこれまでの経験を通じて考えてきた「こんな教育をしたい」を、自分なりの形にした学習塾です。
まだ開校したばかりの小さな塾ですし、私自身も塾経営者としては駆け出しです。これから試行錯誤することもたくさんあると思います。
それでも、「生徒を集めること」をゴールにするのではなく、「来てくれた生徒にどんな教育を届けられるか」を何より大切にする塾でありたい。
そして、一人でも多くの生徒に「分かるって面白い」「自分にもできるんだ」と感じてもらえる場所を作っていきたいと思っています。
長い文章となりましたが、今回のラジオ出演をきっかけにAstraを知ってくださった方にも、以前からAstraを知ってくださっている方にも、「なぜこの塾を作ったのか」が少しでも伝われば嬉しいです。
これからも、個別指導学院Astraをどうぞよろしくお願いいたします。
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