学校で「分からない」が増えてきた高校1・2年生へ ~まずは「分からなくなった」ところを一緒に見つけよう!~
- Astra塾長 多田

- 1 日前
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更新日:26 分前
こんにちは。個別指導学院Astra塾長の多田です。
夏休みが終わって、休み明け最初のテストがあったという子が多いと思います。皆さんは、テストを無事乗り切れたでしょうか?
「中学までは何とかなってたのに、高校になってからチンプンカンプンになった」
「きちんと参考書や問題集はやってるのに、テストや模試だとうまくいかない」
「やることが多すぎて、何から優先して何をすべきなのかわからない」
新年度になってから半年近く経ちましたが、高校に上がった途端、こういう悩みに苦しむ高校生は多いと思います。
高校の勉強は、中学までの勉強に比べて、以下の点で難しさが増していると私は考えています。
1. カリキュラム進度が速い
2. 科目数が増える
3. 各科目の専門性が高くなる
順番に説明します。
1. カリキュラム進度が速い
中学校までは義務教育なので、様々な学力の子が一堂に会して同じ授業を受けます。優等生に合わせて先へ先へと進むとそれ以外の子たちが完全についていけなくなってしまう。どの子にも等しく「健康で文化的な最低限の教育」を施すには、取りこぼす子が極力出ないように授業をゆっくり目に進めざるを得ません。
しかし、高校では基本的に入試を経ているため、ある程度似たような学力帯の子供が同じ学校に集まってきます。そうなってくると、「極端に落ちこぼれの子」がいなくなり中学に比べると授業の進度を速く進められるようになります。中高一貫の中学校の進度が速い理由の一つはこれです。
また、後述の話にも関わってきますが、各科目のボリュームが桁違いに増えそれらが大学入試の出題範囲ともなるので、「急いでカリキュラムを消化して入試に間に合わせなければ」という圧力が学校側にも大きくのしかかってきます。
というわけで、高校ではカリキュラム進度が速くなりがちで、中学以上に1度躓くとついていけなくなってしまう公算が高いのです。
2. 科目数が増える
中学までは、副教科を除けば「国語」「数学」「英語」「理科」「社会」の5教科に集約されていました。
しかし、高校に入るとこの5教科が細かく分裂していきます。
「理科」や「社会」が分かりやすいところだと思います。「理科」は「物理」「化学」「生物」「地学」に、「社会」は「地理」「歴史(日本史と世界史)」「公民(倫理と政経)」に分かれていき、各々が独立した科目として同時並行で進んでいくことになります。
例えば、中学の理科では、「物体の運動をやってからイオン、それが終わったら遺伝について・・・」などと各ジャンルが直列で進んでいたはずです。
しかし、高校以降は、同じ週に「『物理』では運動方程式について」、「『化学』では中和反応について」、「『生物』では伴性遺伝について」といった具合に、同時並行で学んでいくのです。
この科目数の増大というのが、高校生にとって大きな負担になります。
3. 各科目の専門性が高くなる
おそらくこれが最も高校の勉強を困難たらしめている要因だと思います。
例えば、「数学」においては抽象性が一気に増します。
中学までは、日常生活に根差した題材の文章題や、実際にイラストとして描かれた図形の問題がほとんどだったはずです。
しかし、高校以降の数学では、日常的なシーンを想定した問題はほとんど消え去り、抽象的な数式の処理や考察がメインになります。そして「論理立てて仮説立案と検証をする」力が一層求められるようになります。単なる公式理解や数式の処理以上に、「論理」の理解が非常に難しくなっていくのです。
「物理」や「化学」では、中学までに登場した様々な現象や物質を、背景にある原理原則からより深く学んでいきます。
例えば、「斜面を球が転がるときの道のりテープの長さの増え方は、なぜ2次関数になるか?」とか、「なぜ並列の時に電圧が同じになるのか?」とか、「なぜ石灰水に二酸化炭素を吹き込むと白く濁るのか?」とか、「なぜ炭酸水素ナトリウムはアルカリ性になるのか?」といった具合に。
その原理原則がそれぞれかなり多岐に渡ったものとなるので、単元ごとの難易度の差も大きく、全部を理解しきることは困難を極めます。
「英語」については、骨格となる文法こそ中学までのものでほとんど網羅できている一方で、さらにレベルの高い単語やイディオム、細かい単語の使い方を覚えなければならず、中学校以上に複雑な長文の読解やより高度な内容の英作文をしなければならなくなります。
こうした具合に、高校での勉強はかなり難しくなり、脱落してしまう生徒さんが少なくありません。
では、こうした問題にどう対処すればいいでしょうか?
実は、中学生における処方箋と同じなのです。
中学生向けに書いたこちらの記事で詳述していますが、
「どこで躓いたかを紐解く」→「そこから理解の土台を立て直す」
というのが、成績改善の近道なのです。
内容が高度になればなるほど、なおさら根本にある基礎知識・原理原則の理解が大事になってくるので、この処方箋が高校生にはますます有効となるのです。
まだまだ受験まで時間が残されている、高校1・2年生の皆様、そして保護者の皆様、
今ならまだ土台の再構築に十分間に合います。
まずはAstraで「分からなくなった」ところを一緒に見つけませんか?

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